明日は大寒。
これからが寒さ本番なのでしょうか。

暖冬による雪不足で、オープンを見合わせる
スキー場もあるようですが、それでも、教室
には何人か、冬休みに家族でスキーへ行って
きたという子どもたちがいました。
岩手県出身のSさんと娘のKちゃん。
親子で入会いただいていますが、冬休みは帰省
し、スキーをしたり、宮澤賢治の菩提寺を参拝
したりされたそう。そして、そこでいただいた、
御朱印と御朱印帳の画像を見せてくださって。
ちょっと見たところ、御朱印帳には見えない。
カッコいい！！

いつかは岩手県、特に花巻と遠野へ行きたいと
いう思いがありますが、それは、郷土の自然や
生活を想像させる賢治のいくつかの文学と、
柳田國男「遠野物語」の影響からです。
賢治だけに備わる幻想的で豊かな世界観や情景
描写、遠野物語の目には見えない現実がそこに
あるという不思議な気配、それぞれに引きつけ
られます。

そして、岩手の方言である、「どんどはれ」と
いう昔ばなしの結びのことばも深い。
「どんど」は「すべて」、「はれ」は「祓い」、
昔ばなしの結びに、その場やそれを聞いた人たち
の精神のうちに漂っている言霊を「すべて祓う」
ためにあることばだそうです。

今宵はちょうど、震災後の被災地の未来を考える
J-WAVE『HEART TO HEART』を聴きながら、
岩手の気配、感じています！
どんどはれ〜！！！