kasui 大人と子どものための書道教室

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土用に入り、春から夏へと変化の時節。
今日は、昨日のどしゃぶりが一転し、晴れわたる
青い空が広がっています。こうして毎日、空を眺
めて一喜一憂するのは、季節の変化に富む日本だ
からでしょうか。

『集字聖教序』は、「大唐三蔵聖教序」からの
781字と、玄裝の謝表に対する太宗と高宗の報書
及び答書、そして玄裝の新訳にかかる般若心経が
続刻されています。
昨年11月から勉強し、ちょうど般若心経の箇所。
ならば、このような事態の鎮静と、疫病退散を
祈願して、般若心経を薄い水色の半切に横物で、
写経をしました。しき写しではなく臨書で。

般若心経には、「この世のすべての事は空である
と悟り、空であることこそこの世の事であると正
しく知ること、とらわれや執着を離れるところに
空の境地がひらけ、そこに一切の苦が除かれる」
とした、大乗仏教、般若思想が説かれています。

今までに、いく度となく書いている般若心経です
が、あらためて、空(くう)とはなんだろうか?

「物質的現象には実体がないのであり、実体が
ないからこそ、物質的現象であり得る。
実体がないという立場においては、物質的現象
もなく、苦しみも、苦しみの原因もない・・」
(岩波文庫 中村 元、紀野和義 訳注
       『般若心経・金剛般若経』)

・・・・・・・、
なんだか、ぐるぐるしてきました。
とてつもなく崇高なる意識、精神性です。

この今を、どのように捉え過ごすのか、すべては
空であると探ってゆく時間、ぐるぐる思考する
時間も今はあり、と広い空を仰ぎ見ます。

自宅での写経おすすめいたします!

※『日々是佳日vol.8』は、写経について掲載して
  おります。

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