kasui 大人と子どものための書道教室

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日脚のぶ

1月も終わりに近い頃。
新しい年の始まりであるこの月は、元日から
小正月までを丁寧に過ごすからでしょうか、
時間の流れもゆるやかに感じられます。

教室では、新しい出会いもあれば別れもあり、
その中にたくさんの思い出もあって、書をと
おしてお役に立てる喜びを感じる日々です。

先週、年中さんから6年間通っていたTくんが、
中学受験に専念するため休会することになった
日、大きなため息を何度もついている姿を目
のあたりにし、休会することに納得していない
Tくんの気持ちをありありと感じました。 
         
「ぼく、ずっと前からここに来たかったんだ
 よー!やっと来られてうれしいよ!!」

3人兄弟の末っ子の彼が初めて教室に来たとき、
満面の笑みをたたえ、全身で喜びをあらわし
ながら伝えてくれた言葉を懐かしく思い出し
ます。2人の兄たちも教室に通っていましたの
で、その姿を小さいながらも、うらやましく
見ていたのでしょう、ようやく自分も教室に通
えるようになったときは、よほどうれしかった
のだと思います。それもあり、書が好きで上達
も早く、書初め誌上展では2回も上位賞を受賞し
ました。こんなにも好きな書、自分が納得する
まで続けてほしいと思うのです。自分に正直に
好きなことを続けてほしいと。
受験が終わったころには、また元気な姿が見ら
れることを願っています。

冬至より、少しずつ少しずつのびる日脚。
日々の生活にうかうかしているうち、いつの間
にか日脚はのびていることに気がつくように、
子どもたちの成長も、目をみはるものがありま
す。あらためて、そのときどきの思いを受けと
め、その瞬間を大切にしたいと、暮れなずむ光
に思うのです。

1月号競書出品課題より、幼年から中学生まで
の各学年代表作品を以下に掲載します。

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