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kasui 大人と子どものための書道教室

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222

2月も最後の週ともなれば、春のけしきが
少しずつ目に入ってくるようになります。
ちょうど今は梅の花。
万葉集では、桜よりも梅の花が多く詠まれ
ていますが、余寒のなかでも慎ましく開く
姿には、心うたれるものがあります。

そして今日は2022年2月22日。2が6つも。 
なにかのメッセージと受け取れる日です。

数字は記号であり文字でもあって、漢字と
同じく、それらがもつ意味や性質を象徴し、
またそれに対してのイメージを、すでに私
たちはもっています。

変体かなは、ひらがなのひとつの表音に対
し、漢字や数字などいくつもの文字を使い
ます。古典かなの作品を創作する場合など、
どの文字を使おうかと、あれこれ思案する
のはとても楽しい時間です。複雑といえば
複雑ですが、思考力や直感力までもが鍛え
られるようです。

1900年に一音一文字に統一されたひらがな
は、たしかにわかりやすいけれど、作品と
しては、それだけだと個性がなく、変化の
乏しさは否めません。そこで、ひらがなを
変体かなに置き換えることは、日本の美意
識とともに、込められたメッセージをも感
じるのです。

そして、漢字や数字からだけではなく、梅
の花や、草木の芽吹く気配からも、自然の
大いなるメッセージが与えられていると気
づくのです。

文中に「に」が3つ。
ひらがなの「に」と、
変体かなの「二」、「児」を用いました。



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