kasui 大人と子どものための書道教室

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夏休み ~おやごころ~

雨だって夏休みはうれしい。
電車に乗っているとたくさんの親子を見
かけます。行き先は帰省か旅行か遊園地?
どちらにしても子どもたちの様子から、
ウキウキが伝わってきます。

先日、私の隣に座っていたお父さん、
息子の背中に「なんて書いたかあてて」
と指で文字を書きはじめた。
書いた書いた、私も娘に~。
書かれた書かれた、子どものころ私も父に。
書かれる側はくすぐったくてげらげら笑いなが
らも、あてるぞ!と背中の指文字を追いかけて。
なつかしいなぁ。ほほえましいなぁ。と読んで
いた本から離れて横目で見ていると、そのうち
お父さんの背中にニコニコ書きはじめた幼稚園児
くらいの息子。

息子:「なんて書いたかあてて」
お父さん:「『ま』」
息子:「ちがうよぉ」
お父さん:「えっ?もう一回書いて」
息子      ~ 書く ~
お父さん:「・・・? 『ま』だよね」
息子:「だからちがう」
「正解は、『ほ』」
お父さん:「『ほ』、・・・?」

「ちょっとお父さんの手に書いて」
息子      ~ 書く ~
お父さん:「あぁ~ それは『ほ』じゃなくて
『ま』、縦棒がぬけてるもん」
息子:「・・・。」(苦笑)

あはは。いいなぁ、幸せだよね。
彼が大人になったとき、あの日のあのときを思い
出すことがあるかもしれない。それはきっと、
正しい道を踏みはずすことのないよう、また
さまざまなことを乗り越えてゆける力となるの
だと思う。お父さんが指で背中に文字を書いて
くれた、手のぬくもりが。

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