kasui 大人と子どものための書道教室

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なめくじら

ナメクジのことを
おばあちゃんは  ナメクジラと
いうけれど・・・
なるほど  ぎんの波
ひとすじうしろに  ひいて
口笛の  ふんすい  ふきあげながら
すべっている  クジラのように
どうどうと・・・
それは  ほんとうは  こんな  きたならしい
くさりかけた  コケのうえではなくて
かみさまの  はてしなくまぶしい  宇宙の
きょうの日記のうえを  すべっている
ところだからなのか!
ぼくたち すべての生き物とならんで
きらめく星のかなたを めざし・・・
『ナメクジ』
まど・みちお 全詩集より

数日前、自宅のリビングに小さな枯れ葉?
うごいてる??よく見ると、
なめくじら~!!
つーーーーーーーーーーーっと。
しばらくそのすべりをながめ、
祖母のことを思い出す。
『なめくじら』って言うの、なんかへん!
と思いながら眺めていた子どもの頃の自分
とともに。まどさんの詩は、静かにそっと、
ちょっぴりのおかしみをたたえながら、
そして壮大に、何ごとも多角的に見ること
で世界はかわるのだ、ということを教えて
くれます。紫陽花が美しく彩るとき。

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